【ラクロジ備忘録】詰めロジというものを考える

修正:リオン編 T-rank3→5(2021/05/30)

修正:リオン編 七色の錬成の修正値 35000→40000 

 

はじめに

ラクエンロジックがサービス終了して数年がたった。いくらかの定理者はラクエンロジックと疎遠になり、あるいはいくらかの定理者は未だ熱を持ちプレイしているだろう。

そんな定理者諸君にラクロジを懐かしんでもらいたく思い、「詰めロジ」を考えてみた。

 

以下に続く「詰めロジ」には、多くの種類のカードが登場する。

しかしながら、サービスが終了して長い月日がたち、公式サイトも閉鎖してしまった。

そのため、多くの定理者はいくつかのカードを知らず、あるいは忘れてしまっただろう。そのような状態では、楽しさが半減してしまう。せっかくならば、手元にあるカードを使って考えてもらいたいが、入手が難しい、あるいは手放してしまったなどで現実的とは言えない。

そんな定理者にはWebArchive等のサービスを活用してもらいたい。

 

リオン編について、一部情報の更新が行われております、申し訳ございません。

 

追記:一応、すべてリフレッシュせずにクリア可能です。(2021/05/31) 

それぞれあなたのメインフェイズから開始とします。

 

1:アシュリー編[難易度☆★★]

このターン中に勝利しろ!

※4、5門は考慮しない

Φ=「過激な足止め ヴェロニカ」のEXソウル1が適用された門

※相手の機雷散布は設置状態のカードである。

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あなたの手札:感謝の言葉×1、ベテランの戦い方×1

あなたの山札:メモリアルラプソディー×2、鬼に金棒×1

あなたのドロップ:イタズラな触手×1、獅子の瞬き×1、海底探査×2、ステラクラスター×1、一日飼育係×1、泡沫の×1

 

2:リオン編[難易度☆☆★]

このターン中に勝利しろ!

※現在のT-rankは5とする。(5/30修正:3→5)

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あなたの手札:高嶺の薔薇×1、後押しエール×1、感謝の言葉×2

あなたの山札:高嶺の薔薇×1

あなたのドロップ:手にした希望×2、薔薇色のステージ×1、笑顔のお姫様×1、微笑を返す×2、幼き日の約束×1、ミニマムプロデューサー×1

相手の手札:創造の焔×2

相手のドロップ:朗らかな水芸×2、闇鍋錬成×2、橘シークレットサービス×1

相手の秘具領域:神が与えし雫×1、喜びを届ける×1、豊かさを育む×1、朗らかな水芸×1

 

3:聖那くらら編[難易度☆☆☆]

 このターン中に勝利しろ!

※現在のT-rankは3とする。

※4,5門は考慮しない。

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あなたの手札:阿吽のユニゾン×1、最高の姉妹×2、熱狂の幕間×2、感謝の言葉×2

あなたの山札:嬉し恥ずかし×1、吠え狂う轟雷×1、雷光乱れ斬り×1

あなたのドロップ:驚烈超火球×1、修羅天脚×1、輝く蒼龍×3、ファイヤーキック×3、洗練帝装×3、正確に打ち抜く×1、極風のガンマン×1、アゲアゲ定理者×2、悠然たる×1

相手の手札、山札、ドロップ及びストック:つよいのがいっぱい

 

おわりに

もし、楽しんでもらえたのなら、考えた甲斐があったのかもしれない。

気が向いたら解説編と作る。

ヒント

アシュリー編

①ストックブーストの順番とリフレッシュ回避を意識する。

②設置、誘爆は強制効果である。

リオン編

①高嶺の薔薇の条件達成にはパージ領域にある「リオン」が5枚以上である。

②七色の錬成と創造の焔のコンボを行わせないように立ち回る。

聖那くらら編

①自動能力の処理の順番を意識する。

 

回答(後日)

⇒覚えていたら

 

カード補足

BT01(G&G):

修羅天脚 聖那(3)、気力浸透 聖那(3)

HBT01(C&C):

イタズラな触手 アシュリー(1)、海底探査 アシュリー(1)、ステラクラスター アシュリー(1)、泡沫の シェリー(1)、獅子の瞬き アシュリー(1)、鬼に金棒 アシュリー(1)、機雷散布 セレン(1)

高嶺の薔薇 リオン(2)

神に仕える力 ニーナ(3)、不穏を察する ニーナ(3)

HBT02(H&H):

手にした希望 リオン(2)、浄福の神獣 ベル(2)、七色の錬成 夕子(2)、神が与えし雫 夕子(2)、創造の焔(2)

修羅天脚(3)、ファイヤーキック 阿修羅(3)

EB01(トコナツ):

南風の律動 エメラダ(1)

HEB01(SDL):

メモリアルラプソディー アシュリー(1)

薔薇色のステージ リオン(2)、喜びを届ける 夕子(2)

嬉し恥ずかし 聖那(3)、輝く蒼龍 聖那(3)、迫りくる歓声 アモル(3)、洗練帝装 懍玲(3)、阿吽のユニゾン(3)、熱狂の幕間(3)

HEB02(TNL):

ミニマムプロデューサー ベル(2)、微笑を返す リオン(2)

イノセントキャット ニーナ(3)

SPB01(TR1):

ダイヤモンドソリスト エメラダ(1)、鬼に金棒 アシュリー(1)、コール&レスポンス シュガー(1)

SPB02(TR2):

過激な足止め ヴェロニカ(1)、一日飼育係 アシュリー(1)、ベテランの戦い方(1)

神器創出 夕子(2)、朗らかな水芸 夕子(2)、闇鍋錬成 ウェスタ(2)、豊かさを育む 夕子(2)、橘シークレットサービス(2)、

驚烈超火球 聖那(3)、最高の姉妹(1)、極風のガンマン くらら(3)、アゲアゲ定理者 くらら(3)、雷光乱れ斬り くらら(3)、正確に打ち抜く くらら(3)、吠え狂う轟雷 鳴神

SD01:

悠然たる ダイガ(3)

HTD01:

高速ダッシュ リオン(2)、幼き日の約束 ローザ(2)

PR:

感謝の言葉(1・2・3)

笑顔のお姫様 リオン(2)、

新人教育 聖那(3)、ファイヤーキック 阿修羅(3)、夢を叶えるひな鳥 ニーナ(3)、

【ラクロジ備忘録】詰めロジを解く

 

はじめに

 この記事には以下の記事の解答編となります。一度、以下の設問を挑戦していただけると幸いです。

ishinoki.hatenablog.com

 

 

アシュリー編:ヒント

まず、「感謝の言葉」を使い、ドロップから「獅子の瞬き アシュリー」を出撃しっよう!

リオン編:ヒント

「薔薇色のステージ リオン」と「ミニマムプロデューサー ベル」で合体しよう!

聖那くらら編:ヒント

「最高の姉妹」を使いまわそう!

最初は「正確に打ち抜く くらら」に合体しよう!

 

 

 

 

「詰めロジ」作りのススメ

「詰めロジ」の作り方

1:使いたいギミックを1つ決める。

2:1のギミックからたどり着く最終盤面を構想する。

3:いくつかの手札から2へ至るための展開を考える。「感謝の言葉」などを活用し、更地から盤面を構築すると、わかりやすいかも?

4:ルールブックを読み込み、小ネタを挟むと楽しいかも?

 

 

 

 

アシュリー編:解答

ポイント

出撃可能な門の数は3つなので、機雷散布を利用して門の上のメンバーをどかす必要がある。すなわち、盤面に使者ではないレベル2以下のメンバーが必要となる。

手順

①「感謝の言葉」をプレイする⇒ドロップから「獅子の瞬き アシュリー」を出撃し、「一日飼育係 アシュリー」と「泡沫の シェリー」をソウルに置く。

②「ベテランの戦い方」をプレイする⇒ドロップから「ステラクラスター アシュリー」と「アシュリー」をシャッフルして山札の下に置く。その後、場に緑のメンバーが2体以上なので、ストックブースト③する。

③場の「コール&レスポンス シュガー」の能力を起動する⇒「ステラクラスター アシュリー」が上ならそのまま、そうでないなら下に置く。

④コストとして②支払い、「獅子の瞬き アシュリー」の<LD>を起動する⇒カード(「ステラクラスター アシュリー」)を1枚引く。「メモリアルラプソディー アシュリー」が1枚以上誘発する。

⑤「メモリアルラプソディー アシュリー」の誘発を解決する⇒「アシュリー」を3枚好きな順番で山札の下に置き、出撃する。④で「メモリアルラプソディー アシュリー」が2枚ドロップしているなら、「メモリアルラプソディー アシュリー」が1番上になるように置く。

⑥手札から「ステラクラスター アシュリー」を「コール&レスポンス シュガー」の上に出撃する⇒「ステラクラスター アシュリー」の能力が誘発する。

⑦「ステラクラスター アシュリー」の誘発を解決する。⇒ソウル1枚以上がいるのでストックブースト②する。

⑧「ステラクラスター アシュリー」で「ダイヤモンドソリスト エメラダ」を攻撃する。

⑨「獅子の瞬き アシュリー」で「南風の律動 エメラダ」を攻撃する⇒「機雷散布 セレン」が誘爆する。(強制)

⑩「機雷散布 セレン」の誘爆を解決する⇒「ステラクラスター アシュリー」をバウンスする。(強制)

⑪手札の「ステラクラスター アシュリー」を定義する。

⑫「メモリアルラプソディー アシュリー」で門を攻撃する⇒「メモリアルラプソディー アシュリー」の能力が誘発する。

⑬「メモリアルラプソディー アシュリー」の誘発を解決する⇒③支払う。「メモリアルラプソディー アシュリー」の能力が誘発する。

⑭「メモリアルラプソディー アシュリー」の誘発を解決する⇒「アシュリー」を3枚好きな順番で山札の下に置き、出撃する。

⑮「メモリアルラプソディー アシュリー」で門を攻撃する。

 

リオン編:解答

ポイント

能力条件を満たし、パワー50000以上の「高嶺の薔薇 リオン」で「七色の錬成 夕子」を攻撃する。

手順

①「感謝の言葉」をプレイする⇒ドロップから「薔薇色のステージ リオン」を出撃し、「笑顔のお姫様 リオン」と「幼き日の約束 ローザ」をソウルに置く。

②コストとしてドロップから「ミニマムプロデューサー ベル」をパージして「薔薇色のステージ リオン」の能力を起動する⇒T-rankが5以上なので、パージ領域の「ミニマムプロデューサー ベル」を手札に戻す。

③手札から「ミニマムプロデューサー ベル」を出撃する。

④「薔薇色のステージ リオン」と「ミニマムプロデューサー ベル」で合体する⇒手札から「高嶺の薔薇 リオン」を出撃し、「ミニマムプロデューサー ベル」の盟約が誘発する。

⑤「ミニマムプロデューサー ベル」の盟約を解決する⇒ドロップから「手にした希望 リオン」を2枚と「微笑みを返す リオン」を1枚パージし、「高嶺の薔薇 リオン」にパワー+9000する。「手にした希望 リオン」を2枚と「微笑みを返す リオン」を1枚の能力がそれぞれ誘発する。

⑥「手にした希望 リオン」を2枚と「微笑みを返す リオン」を1枚の誘発をそれぞれ解決する⇒②支払い、「高嶺の薔薇 リオン」に合計パワー+17000する。

⑦「感謝の言葉」をプレイする⇒ドロップから「高速ダッシュ リオン」を出撃し、「微笑を返す リオン」と「浄福の神獣 ベル」をソウルに置く。

⑧「高速ダッシュ リオン」で「神器創出 夕子」に攻撃する⇒バトルに負け、「高速ダッシュ リオン」の能力が誘発する。

⑨「高速ダッシュ リオン」の誘発を解決する⇒「高速ダッシュ リオン」、「微笑を返す リオン」、「浄福の神獣 ベル」をそれぞれパージする。「微笑を返す リオン」と「浄福の神獣 ベル」の能力が誘発する。

⑩「微笑を返す リオン」と「浄福の神獣 ベル」の誘発をそれぞれ解決する⇒「高嶺の薔薇 リオン」にパワー+7000する。②支払い、「浄福の神獣 ベル」を出撃する。

⑪「高嶺の薔薇 リオン」(累計パワー50000)で「七色の錬成 夕子」に攻撃する⇒「高嶺の薔薇 リオン」の能力が誘発する。

⑫「高嶺の薔薇 リオン」の誘発を解決する⇒手札の「後押しエール」をパージして、自身に能力を付与する。

 

聖那くらら編:解答

ポイント

攻撃上限を6以上にし、相手の盤面をすべて除去する必要がある。そのために、瞬動と先鋒を活用する。

前列は「アゲアゲ定理者 くらら」の先鋒を、後列には「悠然たる ダイガ」の先鋒を使用する。

手順

※一部手順が前後していても、結果が同じになるルートがわずかにある。

①「感謝の言葉」を2枚プレイする⇒ドロップから「輝く蒼龍 聖那」と「極風のガンマン くらら」を出撃し、「輝く蒼龍 聖那」、「アゲアゲ定理者 くらら」、「洗練帝装 玲懍」を2枚、それぞれのソウルに置く。

②コストとして手札から「阿吽のユニゾン」を捨てて「輝く蒼龍 聖那」、「極風のガンマン くらら」の能力を起動する⇒山札から「嬉し恥ずかし 聖那」を出撃、ドロップから「正確に打ち抜く くらら」を手札に加える。「阿吽のユニゾン」の能力が誘発する。

③「阿吽のユニゾン」の誘発を解決する⇒①支払い、「阿吽のユニゾン」を手札に戻す。

④「最高の姉妹」をプレイする⇒「ファイヤーキック 阿修羅」を2枚シャッフルして山札の下に置く。その後、場に黄のメンバーが2体以上なので、ドロップから「洗練帝装 懍玲」を手札に加える。

⑤「最高の姉妹」をプレイする⇒「驚烈超火球 聖那」と「ファイヤーキック 阿修羅」をシャッフルして山札の下に置く。その後、場に黄のメンバーが2体以上なので、ドロップから「修羅天脚 聖那」を手札に加える。

⑥手札から「洗練帝装 懍玲」を出撃する⇒「洗練帝装 懍玲」の先鋒が誘発する。

⑦「洗練帝装 懍玲」の先鋒を解決する⇒相手の「迫りくる歓声 アモル」を1体手札に戻す。

⑧コストとして②を支払い、「熱狂の幕間」を2枚プレイする⇒カードを2枚引き、TC上限+2する。(「雷光乱れ斬り くらら」と「吠え狂う轟雷 鳴神」を手札に加える。)

⑨「極風のガンマン くらら」と「洗練帝装 懍玲」で合体する⇒手札から「正確に打ち抜く くらら」を出撃し、「正確に打ち抜く くらら」の能力が誘発する。

⑩「正確に打ち抜く くらら」の誘発を解決する⇒カードを1枚引き(「ファイヤーキック 阿修羅」を手札に加える)、相手の「イノセントキャット ニーナ」にパワーー5000する。

⑪手札から「吠え狂う轟雷」を出撃する。

⑫「正確に打ち抜く くらら」のメークを起動する⇒手札から「雷光乱れ斬り くらら」と入れ替る。「雷光乱れ斬り くらら」と「吠え狂う轟雷 鳴神」の能力がそれぞれ誘発する。

⑬「雷光乱れ斬り くらら」と「吠え狂う轟雷 鳴神」の誘発を解決する⇒攻撃上限+1し(攻撃上限5)、相手の「夢を叶えるひな鳥 ニーナ」にパワーー3000する。

 

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⑭手札から「修羅天脚 聖那」を出撃する⇒「修羅天脚 聖那」の能力が誘発する。

⑮「修羅天脚 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「気力浸透 聖那」を「修羅天脚 聖那」の上に出撃し、「気力浸透 聖那」の能力が誘発する。

⑯「気力浸透 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「新人教育 聖那」を出撃し、「新人教育 聖那」の能力が誘発する。

⑰「新人教育 聖那」の誘発を解決する⇒手札から「阿吽のユニゾン」を捨てて、ドロップから「最高の姉妹」を手札に加える。

⑱手札から「ファイヤーキック 阿修羅」を「気力浸透 聖那」の上に出撃し、「輝く蒼龍 聖那」と「ファイヤーキック 阿修羅」で合体する⇒山札から「驚烈超火球 聖那」を出撃し、「驚烈超火球 聖那」の能力と「ファイヤーキック 阿修羅」の盟約が誘発する。

⑲「ファイヤーキック 阿修羅」の盟約を解決する⇒ドロップから「修羅天脚 聖那」を「新人教育 聖那」の上に出撃し、「修羅天脚 聖那」の能力が誘発する。

⑳「驚烈超火球 聖那」の誘発を解決する⇒他のすべてのメンバーを瞬動する。「雷光乱れ斬り くらら」と「修羅天脚 聖那」の能力が誘発する。

㉑「雷光乱れ斬り くらら」の誘発を解決する⇒攻撃上限+1(攻撃上限6)する。

㉒「修羅天脚 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「気力浸透 聖那」を「修羅天脚 聖那」の上に出撃し、「気力浸透 聖那」の能力が誘発する。

㉓「気力浸透 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「アゲアゲ定理者 くらら」を「気力浸透 聖那」の上に出撃し、「アゲアゲ定理者 くらら」の先鋒が誘発する。

㉔「修羅天脚 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「気力浸透 聖那」を出撃し、「気力浸透 聖那」の能力が誘発する。

㉕「気力浸透 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「悠然たる ダイガ」を「気力浸透 聖那」の上に出撃し、「悠然たる ダイガ」の先鋒が誘発する。

㉖「アゲアゲ定理者 くらら」と「悠然たる ダイガ」の先鋒を解決する⇒相手の前列にあるテリトリー1の「神に仕える力 ニーナ」をドロップし、後列にあるパワー3000の「イノセントキャット ニーナ」と自身の「悠然たる ダイガ」をそれぞれストックにする。

㉗「雷光乱れ斬り くらら」のメークを起動する⇒手札から「正確に打ち抜く くらら」と入れ替る。「正確に打ち抜く くらら」と「吠え狂う轟雷 鳴神」の能力がそれぞれ誘発する。

㉘「正確に打ち抜く くらら」と「吠え狂う轟雷 鳴神」の誘発を解決する⇒カードを1枚引き(「ファイヤーキック 阿修羅」を手札に加える)、相手の「夢を叶えるひな鳥 ニーナ」にパワーー5000し、相手の「不穏を察する ニーナ」にパワーー3000する。

 

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㉙「最高の姉妹」をプレイする⇒「修羅天脚 聖那」と「輝く蒼龍 聖那」をシャッフルして山札の下に置く。その後、場に黄のメンバーが2体以上なので、ドロップから「洗練帝装 懍玲」を手札に加える。

㉚コストとして①と自信をドロップし、「嬉し恥ずかし 聖那」の能力を起動する⇒T-rankが5以上なので、山札から「修羅天脚 聖那」を出撃する。「修羅天脚 聖那」と「阿吽のユニゾン」の能力がそれぞれ誘発する。

㉛「阿吽のユニゾン」の誘発を解決する⇒①を支払い、「阿吽のユニゾン」を手札に加える

㉜「修羅天脚 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「気力浸透 聖那」を「修羅天脚 聖那」の上に出撃し、「気力浸透 聖那」の能力が誘発する。

㉝「気力浸透 聖那」の誘発を解決する⇒ドロップから「新人教育 聖那」を出撃し、「新人教育 聖那」の能力が誘発する。

㉞「新人教育 聖那」の誘発を解決する⇒手札から「阿吽のユニゾン」を捨てて、ドロップから「最高の姉妹」を手札に加える。

㉟「最高の姉妹」をプレイする⇒「驚烈超火球 聖那」と「嬉し恥ずかし 聖那」をシャッフルして山札の下に置く。その後、場に黄のメンバーが2体以上なので、ドロップから「修羅天脚 聖那」を手札に加える。

㊱手札から「洗練帝装 懍玲」を「気力浸透 聖那」の上に出撃し、「新人教育 聖那」と「洗練帝装 懍玲」で合体する⇒山札から「輝く蒼龍 聖那」を出撃し、「洗練帝装 懍玲」の盟約が誘発する。

㊲「洗練帝装 懍玲」の盟約を解決する⇒「輝く蒼龍 聖那」を瞬動する。

㊳手札から「ファイヤーキック 阿修羅」を出撃し、「輝く蒼龍 聖那」と「ファイヤーキック 阿修羅」で合体する⇒山札から「驚烈超火球 聖那」を出撃し、「驚烈超火球 聖那」の能力と「ファイヤーキック 阿修羅」の盟約が誘発する。

㊴「ファイヤーキック 阿修羅」の盟約を解決する⇒ドロップから「悠然たる ダイガ」を出撃し、「悠然たる ダイガ」の先鋒が誘発する。

㊵「驚烈超火球 聖那」の誘発を解決する⇒「驚烈超火球 聖那」以外のメンバーを瞬動する。「正確に打ち抜く くらら」の能力と「アゲアゲ定理者 くらら」と「悠然たる ダイガ」の先鋒が誘発する。

㊶「正確に打ち抜く くらら」の誘発を解決する⇒「カードを1枚引き、相手の「不穏を察する ニーナ」にパワーー5000する。

㊷「アゲアゲ定理者 くらら」の先鋒を1回と「悠然たる ダイガ」の先鋒を2回解決する⇒相手の前列のテリトリー1の「迫りくる歓声 アモル」をドロップし、相手の後列のパワー2000の「不穏を察する ニーナ」と「夢を叶えるひな鳥 ニーナ」と自身をストックにする。

㊸手札から「雷光乱れ斬り くらら」を出撃する。

 

以上

 

詰めロジのススメ

仮想敵として「可憐なる守護者 玉姫」や「信義のオーバートランス 聖那」などを設定するのは面白いかもしれない。

ただし、後者の場合、数枚の手札からそのスッタツを超えるのは難しく、一ひねりいるかもしれない。

 

【ラクロジ備忘録】葵ループ派生?スター型ループ

はじめに

意外とラクエンロジックはループ手段が豊富なのかもしれない。

葵型、夕子型、リオン型…

 

知らない方は以下から理論が分かるかも?

夕子ループ:【ラクロジ備忘録】続・夕子先輩がメインでループする話 - ishinoki’s blog

リオンループ:【ラクロジ備忘録】令和のリオンループ - ishinoki’s blog

 

今回は、葵ループ派生のスターループを記録しておく。

 

発端↓

 

必要カード

まず、このループに必要なカードを記す。

レベル4(合理体)

  • 驚烈超火球 聖那 *1
  • デモリッシュサンダー 葵 *1

レベル3(合理体)

  • 修羅天脚 聖那 *1
  • 煌竜炎舞陣 聖那 *1 ※

レベル2(合理体)

  • 気力浸透 聖那 *1
  • 輝く蒼龍 聖那 *1 ※
  • 全力クロール ジーク *2

レベル1(定理者)

  • 編入生 ニーナ *1
  • 夕闇の帰り道 ニーナ *2
  • 楽しいがいっぱい! リオン *1
  • 季節の変わり目 葵 *1

レベル1(使者)

  • ファイヤーキック 阿修羅 *1

戦術

  • 最高の姉妹 *1
  • 感謝の言葉 *1~4 ※

計15~18枚+@

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必要パーツ一覧

※「煌竜炎舞陣」及び「輝く蒼龍」は自由選択です。

※「感謝の言葉」の最低必要枚数は1枚ですが、アドバンテージを得るためには複数枚あることが望ましい。

 

(以下、カード名は「聖那」等の名称を省いた形で記載する)

ループ手順

ループ概要

瞬動の処理によって「楽しいがいっぱい!」を繰り返し誘発させることによって「感謝の言葉」を使いまわす。

 

ループ前提

戦場

  • デモリッシュサンダー (EXソウル3かつソウルに「楽しいがいっぱい!」を持つ)
  • TC聖那(煌竜炎舞陣あるいは輝く蒼龍(EXソウル1))
  • 編入生、季節の変わり目、ファイヤーキック

山札

  • 下記の驚烈超火球以外のカード1枚

山札あるいは手札

  • 驚烈超火球

レベル領域

  • 夕闇の帰り道、最高の姉妹

ドロップ

  • それ以外のカード

 

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ループ詳細

(画像を用意するのがめんどくさかった、許して)

手順①「TC聖那」と「ファイヤーキック」で合体!「驚烈超火球」を山札(あるいは手札)から戦場に出す。

  1. 「ファイヤーキック」の盟約能力! ⇒ ドロップから「修羅天脚」を戦場に出す。(修羅天脚誘発1)
  2. 「驚烈超火球」の出撃時能力! ⇒ 他のすべてのメンバーを瞬動する。(修羅天脚誘発2)
  3. (「煌竜炎舞陣」の合体時能力! ⇒ 「修羅天脚」を瞬動する。(修羅天脚誘発3)) ※「輝く蒼龍」の場合省略
  4. 「楽しいがいっぱい!」のパージ時能力! ⇒ パージ領域から「感謝の言葉」をすべて山札の下にシャッフルして戻す。
  5. 編入生」の出撃時能力! ⇒ レベル領域とドロップの「夕闇の帰り道」を入れ替える。
  6. 「夕闇の帰り道」のレベル配置時能力! ⇒ [レベル領域から「最高の姉妹」を山札の下に置き]、山札の上から1枚をレベル領域に置く。(2周目以降は「全力クロールがレベル領域に置かれる。)
  7. 「修羅天脚」の出撃時能力!(1) ⇒ ドロップから「全力クロール」を戦場に出す。この時、「修羅天脚」を上書きする。
  8. 「全力クロール」の出撃時能力! ⇒ 山札の上から5枚見て、その中から戦術を2枚まで選び手札に加える。※この時、必ず山札に戦術が2枚残るようにする。
  9. 「修羅天脚」の出撃時能力!(2) ⇒ ドロップから「気力浸透」を戦場に出す。この時、「全力クロール」を上書きする。
  10. (「修羅天脚」の出撃時能力!(3) ⇒ ドロップから「全力クロール」を戦場に出す。この時、「修羅天脚」を上書きする。)※「輝く蒼龍」の場合省略
  11. 「全力クロール」の出撃時能力! ⇒ 山札の上から5枚見て、その中から戦術を2枚まで選び手札に加える。※この時、必ず山札に戦術が2枚残るようにする。※「輝く蒼龍」の場合省略
  12. 「気力浸透」の出撃時能力! ⇒ ドロップから「ファイヤーキック」を戦場に出す。この時、「気力浸透」を上書きする。

手順②「感謝の言葉」を起動! ⇒ ドロップから「全力クロール」を戦場に出す。※「煌竜炎舞陣」の場合省略

  1. 「全力クロール」の出撃時能力! ⇒ 山札の上から5枚見て、その中から戦術を2枚まで選び手札に加える。※この時、必ず山札に戦術が2枚残るようにする。

手順③「デモリッシュサンダー」のEXソウル3を[「季節の変わり目」(上)、「全力クロール」(下)の順番で山札の下に戻して]起動! ⇒ カードを3枚引き、手札から「季節の変わり目」を戦場に出す。この時、「驚烈超火球」を上書きする。

  1. 「季節の変わり目」の出撃時能力! ⇒ TC上限+1!

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手順④「最高の姉妹」を起動! ⇒ ドロップから「驚烈超火球」を山札の下に置き、「修羅天脚」を手札に戻す。(戦場に「ファイヤーキック」、「編入生」がいるので達成)

手順⑤残りの「感謝の言葉」を起動!(☆) ただし、この時、「感謝の言葉」を1枚残す。

手順⑥「修羅天脚」を手札から出撃!この時、「編入生」及び余剰メンバーを上書きする。

  1. 「修羅天脚」の出撃時能力! ⇒ ドロップから「気力浸透」を戦場に出す。この時、「修羅天脚」を上書きする。
  2. 「気力浸透」の出撃時能力! ⇒ ドロップから「編入生」を戦場に出す。この時、「気力浸透」を上書きする。
  3. 編入生」の出撃時能力! ⇒ レベル領域のカード1枚(2周目以降は「全力クロール」)とドロップの「最高の姉妹」を入れ替える。

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手順⑦「感謝の言葉」を起動! ⇒ ドロップから「TC聖那」を戦場に出し、「使者」等をソウルに置く。

 

ループから得られるもの

手順⑤で「感謝の言葉」を使用することができる。

ループパーツとして「修羅天脚」、「気力浸透」を採用しているため、手順⑤では、任意の合理体、定理者、使者の「EXソウル1」や出撃時能力、起動能力が行える。

これにより、以下のようなことが可能である。

  • 「至福の二度寝 クロエ」などによるストック増加
  • 「極風のガンマン くらら」及び「覇離氣院&沙射苦論 くらら」による任意のメンバーの手札補充および「迅雷の威風」の回収
  • 「新人教育 聖那」による任意の戦術回収
  • 「夕闇の帰り道」と「ガンガン大掌底」等による任意の黄色の逆理回収(手順④で山札に戻す枚数+1することでループは破綻しない)
  • 上記の組み合わせ及び手順③から無限合体及び無限TC
  • その結果得られる「雷光乱れ斬り くらら」、「正確に撃ち抜く くらら」、「旧緑先鋒」を用いた全除去&攻撃上限無限

 

「煌竜炎舞陣」と「輝く蒼龍」

両者の違いは何か?

ループをするうえで前者の方がやや必要枚数が少ない。

後者は阿吽のユニゾンにタッチできるため、より簡単に回収までがこなせる気がした。

しかし、結論はどっちでも変わらんかった。

 

おわりに

そこそこ分かりやすい手順でのループになった気がした。

例のごとく拡張ルールにおけるデッキなので推奨では使えませんが。

メインエンジンが葵ループと同系なので新型とは言いづらいので、派生型スターループと呼びたい。

山札の順番に関する操作がかなり少なく、頭の弱い僕でもループミスがしなさそうな出来に仕上がって大変満足である。

やはり「修羅天脚」&「気力浸透」が強かった。

以上、おしまい。                                                             

 

【ラクロジ備忘録】令和のリオンループ

 

はじめに

前回の記事を書いた後、1時間ほど寝たら、夢の中で猫から神託を受けたのでここに記します

 

※基本的な動きは、前回の記事にもとづくため、そちらを先に読んでいただけるとより理解しやすいと思います。

ishinoki.hatenablog.com

※また、以下に使用する手順はメモ等ない状態で模索しながら行ったものであり、一部スマートではない部分が含まれますが、実行可能性を提示する記事であり、手順を煮詰めることは、皆様の手で行っていただけると幸いです。

 

1. ループに関係するカード

レベル4

・燃え立つ怨恨 *1

レベル3

・修羅天脚 *3

・薔薇色のステージ *1

・隠れんぼ中の *4

レベル2

・気力浸透 *1

・紅の旋律 *1

レベル1

・新人教育 *1

・楽しいがいっぱい! *1

戦術

・最高の姉妹 *1

・感謝の言葉 *4

計 18枚

 

2. ループ前提

・山札が上から、「隠れんぼ中の」2枚、「感謝の言葉」2枚、「隠れんぼ中の」2枚、「修羅天脚」2枚

・手札に「感謝の言葉」2枚

・戦場に「燃え立つ怨恨」1枚、「リオン」か<サン>1枚かつソウルを持つメンバーが1体以下

・ドロップに上記の残りのパーツ

・パージ領域に「リオン」5枚

・T-rankが5以上

 

3. ループ手順

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ループ場面a

①「感謝の言葉」でソウルありの「薔薇色のステージ」を戦場に出す。

②「薔薇色のステージ」の「EXソウル1」を起動する。[ドロップの「紅の調律」をパージ]し、パージ領域からその「紅の調律」を手札に戻す。

③「紅の調律」を戦場に出し、自動効果によって山札の上から「隠れんぼ中の」2枚をパージする。(発動条件:「薔薇色のステージ」、「紅の調律」、他の「リオン」の計3体)

④パージされた「隠れんぼ中の」2枚の自動効果がそれぞれ誘発し、それぞれをパージ領域から山札に戻し、2枚引く。(「隠れんぼ中の」2枚が山札の下に追加、「感謝の言葉」2枚を引く)

※以下手順①~④を手順Aとする。

⑤「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+1000する。

⑥「感謝の言葉」でソウルありの「薔薇色のステージ」を戦場に出す。

⑦「薔薇色のステージ」の「EXソウル1」を起動する。[ドロップの「楽しいがいっぱい!」をパージ]し、パージ領域からその「楽しいがいっぱい!」を手札に戻す。

⑧「楽しいがいっぱい!」の自動能力が誘発し、「感謝の言葉」2枚を山札の下に置く。

※以下手順⑥~⑧を手順Bとする。

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ループ場面b

⑨「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+1000する。

⑩手順Aをする。(「修羅天脚」2枚を引く)

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ループ場面c

⑪「修羅天脚」を戦場に出し、自動効果によってドロップから「気力浸透」を戦場に出し、その自動効果によってドロップから「新人教育」の順で出す。

⑫「新人教育」の自動効果によって、[手札から「楽しいがいっぱい!」を捨て]、ドロップから「最高の姉妹」1枚を手札に戻す。

※以下手順⑪~⑫を手順Cとする。

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ループ場面d

⑬「最高の姉妹」を起動する。ドロップから「修羅天脚」2枚を山札の下に置き、ドロップから任意の黄色のカードを手札に戻す。(有効条件:「気力浸透」、「新人教育」)

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ループ場面e

⑭「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「気力浸透」、「新人教育」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+2000する。

⑮「修羅天脚」を戦場に出し、自動効果によってドロップから「紅の調律」を戦場に出す。

⑯「紅の調律」の自動効果によって山札の上から「隠れんぼ中の」2枚をパージする。

⑰パージされた「隠れんぼ中の」2枚の自動効果がそれぞれ誘発し、それぞれをパージ領域から山札に戻し、2枚引く。

※以下手順⑮~⑯を手順Dとする。

⑱「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+1000する。

⑲手順Bをする。

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ループ場面f

 

⑳「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」、「紅の調律」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+2000する。

㉑手順Aをする。

㉒手順Cをする。

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ループ場面g

㉓手順Bをする。

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ループ場面h

㉔「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「気力浸透」、「新人教育」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+2000する。

㉕手順Dをする。

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ループ場面i

㉖「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」、「紅の調律」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+2000する。

㉗「感謝の言葉」により、「修羅天脚」を戦場に出し、自動効果によってドロップから「気力浸透」を戦場に出し、その自動効果によってドロップから「新人教育」の順で出す。

㉘「新人教育」の自動効果によって、[手札から「楽しいがいっぱい!」を捨て]、ドロップから任意の戦術カード1枚を手札に戻す。(以下の画像では「最高の姉妹」が2枚あるが、このうち一方がこの時選んだ戦術となる)

㉙「最高の姉妹」を起動する。ドロップから「修羅天脚」2枚を山札の下に置き、残りの「修羅天脚」1枚を手札に戻す。

㉚「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「気力浸透」、「新人教育」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+2000する。

㉛手順Dをする。

㉜「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+1000する。

㉝手順Bをする。

㉞「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+1000する。

㉟手順Aをする。

㊱「楽しいがいっぱい!」を戦場に出し、「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」、「紅の調律」、「楽しいがいっぱい!」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+3000する。

㊲手順Bをする。

㊳手順Dをする。

㊴「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「紅の調律」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+1000する。

㊵手順Cをする。

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ループ場面j

㊶「最高の姉妹」を起動する。ドロップから「修羅天脚」2枚を山札の下に置き、ドロップから任意の黄色のカードを手札に戻す

㊷「燃え立つ怨恨」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ」、「気力浸透」、「新人教育」をドロップ]し、「燃え立つ怨恨」にパワー+3000する。

f:id:ishinoki:20201027044719j:plain

ループ場面k

以上で再現が終了となる。

 

まとめ

本質的な部分は、前回の記事で示したループに「修羅天脚」、「最高の姉妹」を組み込むことで、「紅の調律」を間接的に多く回収し、余った「楽しいがいっぱい!」を戦術に変換しつつ、「紅の調律」と「隠れんぼ中の」による1体2交換を繰り返すことにある。 

・手順A…4回

・手順B…5回

行われる。

戦場に立てておくカードが「エヴァンジェルコール」なら、さらに手順が短縮できると思う。(要検証)

手順Aでは「リオン」にパワー+3000、手順Bでは「リオン」にパワー+5000の修正が入るため、1回のループで37000の上方修正が入る。

また、ループ過程において、

任意の黄色のカード2枚と任意の戦術1枚をドロップから回収できる。

さらに、「修羅天脚」及び「気力浸透」の存在から、任意のレベル2以下のメンバーを戦場に出すことができる。

このことから、例えば「至福の二度寝」によるストック増加や、「編入生」と「にゃんこダンサー」の組み合わせや「ヒットメーカーの視点」による無限オーラも可能となる等、様々な活用方法が考えられる。

活用法は無限なので各々考えてみてほしい、例えばどうやったら「熱狂の幕間」を打てるのか?など、私は答えを持っているかもしれないし、あるいは持っていないかもしれない。

おわりに

やっていることは非常に回りくどく、「夕子ループ」のような美しさや華やかさはない。ループを考えている最中に何度もミスしたので、多分私は実際には作らないが、もしこれを読んで構築してみた人がいたら感想を教えてほしい。よきループライフを。

おしまい

【ラクロジ備忘録】高嶺の薔薇が無限のパワーで殴ってくる話

高嶺の薔薇 リオン

相手の逆理を封じる恐ろしい効果を持つカード

バフもりもりの高嶺満漢を決めることができたらどれだけ気持ちよいだろうか?

そんなロマンを叶えるために、一つのコンボを以下に示す

 

リオンループ(拡張/仮案)

 

以下、ループ説明(映像とは一部異なる)

 [ループ概要]

「隠れんぼ中の リオン」の効果を活かして、「感謝の言葉」を使いまわし、「薔薇色のステージ リオン」で「高嶺の薔薇 リオン」にパワー上昇を振りまくる。

 

[ループ前提]

・T-rankが5以上である。

・自分の場に「高嶺の薔薇 リオン」とソウルを持たない「燃え立つ怨恨 芽路子」があり、他にソウルを持つメンバーがいない。

・自分のドロップに、使者、定理者、「TC」を持つ合理体が1枚以上ある。(「感謝の言葉」でソウルに置くカード)

・パージ領域に「リオン」が5枚以上ある。

 

[ループ場面A]

・山札が「隠れんぼ中の リオン」2枚である。

・手札に「感謝の言葉」2枚を含む。

・ドロップに「薔薇色のステージ リオン」1枚と「紅の調律 リオン」1枚と「楽しいがいっぱい! リオン」1枚を含む。

「感謝の言葉」により「薔薇色のステージ リオン」をソウルありで戦場に出す。

「薔薇色のステージ リオン」の「EXソウル1」を起動する。[ドロップの「紅の調律 リオン」をパージ]し、「高嶺の薔薇 リオン」にパワー+3000し、コストでパージした「紅の調律 リオン」を手札に戻す。

「燃え立つ怨恨 芽路子」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ リオン」をドロップ]し、自身にパワー+1000する。

再度、「感謝の言葉」により「薔薇色のステージ リオン」をソウルありで戦場に出す。

「薔薇色のステージ リオン」の「EXソウル1」を起動する。[ドロップの「楽しいがいっぱい! リオン」をパージ]し、「高嶺の薔薇 リオン」にパワー+3000し、コストでパージした「楽しいがいっぱい! リオン」を手札に戻す。

「楽しいがいっぱい! リオン」の自動能力により、パージ領域から「感謝の言葉」2枚を山札の下に置き、「高嶺の薔薇 リオン」にパワー+2000する。

(「燃え立つ怨恨 芽路子」:パワー+1000、「高嶺の薔薇 リオン」:パワー+8000)

[ループ場面B]

・山札が上に「隠れんぼ中の リオン」2枚、下に「感謝の言葉」2枚である。

・手札に「紅の調律 リオン」1枚と「楽しいがいっぱい! リオン」1枚を含む。

・戦場に「薔薇色のステージ リオン」1枚とを含む。

「紅の調律 リオン」を戦場に出し、その自動効果により(発動条件:「高嶺の薔薇 リオン」、「薔薇色のステージ リオン」、「紅の調律 リオン」で達成)、山札の上から2枚パージする。(「隠れんぼ中の リオン」2枚がパージされる)

「隠れんぼ中の リオン」2枚の自動効果により、それぞれ山札の下に置き、カードを2枚引く。(「感謝の言葉」2枚が手札に戻る)

「楽しいがいっぱい! リオン」を戦場に出し、再度、「燃え立つ怨恨 芽路子」の起動能力を起動する。[「薔薇色のステージ リオン」、「紅の調律 リオン」、「楽しいがいっぱい! リオン」をドロップ]し、自身にパワー+3000する。

(「燃え立つ怨恨 芽路子」:パワー+4000、「高嶺の薔薇 リオン」:パワー+8000)

[ループ場面A]へ戻る

 

以上がこのループ仮案の一連の動きである。

要求カードが

・「燃え立つ怨恨 芽路子」1枚

・「薔薇色のステージ リオン」1枚

・「隠れんぼ中の リオン」2枚

・「紅の調律 リオン」1枚

・「楽しいがいっぱい! リオン」1枚

・「感謝の言葉」2枚

であり、拡張ルールでのサブプランとしての採用が期待できる。

また、ループの最終で、「感謝の言葉」の代わりに好きなカードを2枚手札に加えられるので、「熱狂の幕間」や「満漢全席」等さらなる展開や連続攻撃の準備も可能である。

「薔薇色のステージ リオン」の効果対象が「リオン」または<サン>なので、「高嶺の薔薇 リオン」以外へのサポートしても機能が期待できる。

 

まだ改善の余地があると思うので、是非考えてみてほしい。

おしまい!

【ラクロジ備忘録】他愛ない話

 

はじめに

最初に「ニーナ」や「夕子」、少し前は「万博」がメタゲームの中心にあり、他の追随を許さないラクエンロジックの環境は不健全であり、定義戦という醍醐味を著しく損なっている、と仮定する。

なぜ、彼女たちは定義戦をつまらないものにしてしまうのか?定義戦を刺激的にしている要素の一つとして、パワーとオーラの二つの法則を入れ替えることで、形勢の変化を演出できる点にある。しかし、現代ラクロジにおいて、彼女たちが持つ定義戦の支配力は、それら以外に定義戦の一側面を強制する力が大きく、展開を単調にしてしまう。

彼女たちが定義戦を支配する一因として、「名称を参照して効果を発揮する逆理(ここでは仮に名称逆理とする)」の影響が大のではいか?ここでは、ひな組の名称逆理に対する私見を述べる。

 

以上建前、以下本文。

 

ひな組に配られた名称逆理の数は以下の通り、

・「ニーナ」 - 3枚

・「リオン」 - 3枚

・「弥生」 - 2枚

・「夕子」 - 2枚

・「万博」 - 2枚

である。

ひな組の名称逆理は特に、各定理者の特徴を端的に現すようにデザインされている。また、各定理者に1種類ずつ、名称逆理を参照する効果を持つカードが存在する。

 

ニーナ

ニーナには、「天空明察」、「戦勝の祈祷」、「愛の告白大作戦」の3種類の名称逆理が与えられている。

・「天空明察」

裏向きになった時、[レベル領域の「ニーナ」を2枚レストする]ことで、表にすることができる自動能力を持つ。

定義戦の二面性を否定する1枚であり、相手に対してオーラ勝負を強いる。コストがレベル領域のレストであり、ストックや手札と言ったリソースと異なり、相手による干渉がほとんど不可能であり、絶対数の減少がごくまれ、自分のターンの初めにスタンドするため、使用しても次のターンに与える影響が少ない。

また、「不穏を察する ニーナ」と組み合わせることで、先攻4ターン目における、4回攻撃を可能にし、さらにこの逆理の支払ったコストの補填が行える。また、「LD」や「EXソウル」を要求せずに「疑似貫通」を内包する唯一の効果であり、別の脅威の為に「合体」を使用できる。

非常に危険な1枚であり、メタゲームを操作する上で最初に手が加わるカードの1つである。

私的に、ラクエンロジックの中で、最小で無駄がなく、最も完成されたデザインの1つだと思う。あと、「はっきりと真相や事態を見抜くこと」を意味する「明察」を「マニュアル」と当てている点が秀逸である。

・「戦勝の祈祷」

逆理領域に置かれた時、ソウルが1枚以上の「ニーナ」が1体以上いるなら、ドロップからカードを1枚レベル領域に置き、レベル領域の表向きのカードを1枚ドロップする自動能力を持つ。

バトル領域に置かれた時ではなく、逆理領域に置かれた時に誘発する能力であり、内容もレベル領域の入れ替えという、「ニーナ」の特性を存分に現した1枚である。

控えめながらも、テクニカルであり、この逆理を逆理領域に置くための戦略を要求し、相手にはこの逆理を逆理領域に届けないような対策を求める、定義戦に刺激を演出する1枚である。

「夢を叶えるひな鳥 ニーナ」については、それ1枚で定義戦の二面性を否定しているので、今回は考慮しない。

・「愛の告白大作戦」

逆理領域に置かれた時、ソウルが1枚以上の「ニーナ」が1体以上いるなら、[①]を支払うことでカードを1枚引く自動能力を持つ。

「戦勝の祈祷」と同様に逆理領域に置かれた時に誘発する能力であり、内容は非常にシンプルで、ストック1枚をドローに変換できる。ひな以降のニーナは「LD」などのコストにレベル領域のレストを要求するようになり、ストック消費が抑えられるため、効果が使えないという場面は少ない。

 

「天空明察」は非常に危険な1枚である。「天空明察」と「不穏を察する ニーナ」の2枚の組み合わせだけでも、定義戦において強い支配力を持ち、「貫通」等による早いメタゲームの中で複数の脅威による攻守ともに力強い盤面形勢を可能とする。多くのプレイヤーが「ニーナ」を選択する要因であり、「ニーナ」以外を選択しない要因となり得る。先に仮定した不健全なメタゲームの解消のためには、残念ながらこれらのカードは制限されなければならないだろう。

だが一方で、残りの2枚は定義戦における脅威とは考えづらく、逆に定義戦での駆け引きを演出する可能性を十分に秘めている。これら2つの要因は「ニーナ」がメタゲームを支配的な直接的な要因とは言えない。

 

リオン

リオンには、「魅惑の園庭」、「秘奥の聖獣」、「満開の薔薇吹雪」の3種類の名称逆理が与えられている。

・「魅惑の園庭」

バトル領域に置かれた時、[手札を1枚パージする]ことで、リミット+1し、パージ領域から「リオン」をバトル領域に置く自動能力を持つ。

逆理の効果は、リミットの追加を伴う任意のロジックの追加と、パージ領域からのドロップとパージ効果の誘発など、複数のカードとのシナジーが期待できる。そして、「感謝を込めて リオン」がこの逆理を参照する自動能力を持っている。その内容はパワー上昇に特化したものであり、両者ともに単純明快かつ器用な1枚である。

私的には、「魅惑の園庭」及び「感謝を込めて リオン」は注意が必要なカードである。逆理との対応効果によって定義戦を有利に進めることができる上に、「EXソウル3」によってバトルに勝った時、攻撃上限を増やす能力を持つ。さらに、この効果はコストを必要としていない上に、自身が新4門や新5門の対象となることを回避できる。これによって、「リオン」は先攻4ターン目での立ち回りに伴うリスクを低く抑えることができるため、「リオン」がメタゲームを独占する可能性を否定できず、今後も注意深く観察が必要である。(←一部論理の飛躍がみられる)

・「秘奥の聖獣」

パージされた時、[②]を支払うことでパージ領域から手札に戻すことができる自動能力を持つ。

不確定なパージによって逆理が失われる危険性を回避したり、パージ領域を介した疑似的な手札補充を行ったり、「リオン」のやや苦手な部分を補う1枚となりうる。しかし、コストとしてストックを2枚要求しており、使い勝手の良い効果とは言い難い。

また、このカードが定義戦に及ぼす影響はほとんど見られず、「赤」という色自体が逆理による恩恵が他と比べて小さくデザインされているため。ゲーム性を破壊する可能性はゼロに等しい。

・「満開の薔薇吹雪」

バトル領域に置かれた時、パージ領域に5枚以上あるなら、オーラ+1する自動能力を持つ。

「赤」が苦手なオーラ戦を補助できる1枚である。また、「秘奥の聖獣」と同じく、「赤」という色自体が逆理による恩恵が他と比べて小さくデザインされているため、突出した強さは認められない。

 

「赤」という色がオーラ勝負や逆理による恩恵が小さくデザインされているため、名称逆理が定義戦を損なう可能性は認められない。(→「高嶺の薔薇 リオン」)

 

夕子

夕子には「創造の焔」の1種類のみ、名称逆理が与えられている。

・「創造の焔」

バトル領域に置かれた時、[②]を支払うことで錬成②をする自動能力を持つ。

コストがストックが2枚でありやや重めではあるが、秘具領域の編成により多様で個性的な定義戦を演出できる。

この逆理に対応した効果を持つのは「七色の錬成 夕子」である。[②]を支払うことで、錬成④を行える。逆理の効果と合わせてストックを4枚消費するが、その分錬成②と錬成④による強力な恩恵を期待できる大味な1組である。また、錬成を2回以上行うことで「EXソウル3」の条件を満たすことができるため、デザイナーズコンボとしてスマートである。

ただし、「豊かさを育む 夕子」の存在がすべてを台無しにした。第一に、1体で「七色の錬成 夕子」のコストを、2体でさらに「創造の焔」のコストを否定している。その結果、「夕子」とそれ以外の間でコストパフォーマンスのバランスを著しく崩している。第二に、「豊かさを育む 夕子」の秘具スキルが「相手のターンの終わり」まで継続するため、パワー勝負において大きく有利な状況を作り出すことができる。そして、逆理を回収する秘具スキルの存在から、「相手にオーラ勝負を強いる」、「攻撃で使用した逆理を他の攻撃や防御時に使用できる」等をコストを支払わずに行うことが可能である。

 

「創造の焔」、「七色の錬成 夕子」、「豊かさを育む 夕子」の組み合わせが、定義戦における二面性を否定し、また相手に一方的なリソース要求が可能である。これは、仮定した健全なメタゲームの成立を著しく阻害している。

 

万博

万博には、「真理へと続く扉」、「不沈の旗艦」の2種類の名称逆理が与えられている。

・「真理へと続く扉」

バトル領域に置かれた時、山札の上から1枚設置する自動能力を持つ。

設置カードを増やすという定義戦からかけ離れた恩恵をもたらすカード。

「ディフーズマイン 万博」がこのカードを参照する効果を持っており、対応する逆理がバトル領域に置かれた時、設置カードを表にしつつ、それが使者なら手札に加える能力を持つ。さらに、「対艦戦闘 ドレッド」の誘爆スキルと組み合わせることで、ドロップから山札の上に「真理へと続く扉」、「対艦戦闘 ドレッド」の順で置き、それをレベルブーストなどで手札に引き入れつつ、設置カードを確定させるなどのコンボがみられる。また、「ド派手な演出 万博」と組み合わせることで、「逆理の回収」、「手札の補充」、「オーラの上昇」を同時に行う美しいシナジーを生み出す。

この組み合わせもまた、一方的に勝負法則を強いることが可能であり、定義戦の二面性を否定していると考えられる。また、手札やストックといったリソースの消費が少なく、ゲームバランスに与える影響力も憂慮の対象であり、注意が必要である。

・「不沈の旗艦」

バトル領域に置かれた時、設置カード1枚につき、パワー+1000する自動能力を持つ。

すべての逆理の中で最も大きな上昇値が期待できる1枚である。ただし、設置カードは、相手がその門を攻撃した時に、表になり破棄されるので、戦略に大きくかかわり、運用が難しい1枚である。

余談だが、当て字である「アルマダフラッグ」の元ネタと思われるスペインの無敵艦隊だが、英国戦で多くの損害を出していた。無敵とは…不沈とは…

 

「真理へと続く扉」を含むコンボは大きな脅威である。ただし、「ニーナ」や「夕子」と異なり、いくつかの準備が必要となる分、このカード郡に対する取り扱いは慎重になる必要があるのではないか?

 

弥生

弥生には、「無欠の重装」、「純理の経文」の2種類の名称逆理が与えられている。

・「無欠の重装」

バトル領域に置かれた時、ストックブースト①とストックオープン②する自動能力を持つ。

「弥生」のギミックを補助するカードであり、「弥生」にとってはあると嬉しい。しかし、「弥生」の多くが起動能力や、攻撃時、防御時にストッククローズを要求しており、定義戦中にストックオープンすることによる定義戦への恩恵は小さい。

・「純理の経文」

ストックにある状態で、「弥生」の効果かコストで表になった時、ドロップすることで、メンバーにパワー+5000する自動能力を持つ。

第一に、実質的なコストとして[①ストッククローズ①]の要求がなされている。定義戦中にストックオープンする方法がほとんど存在しないため、定義戦に与える影響力は零に等しい。

第二に、「弥生」の使者や上記の逆理によるオープンの場合は誘発しない上に、また、ストックに置かれていること自体が運に委ねる要素が強く、能動的な選択ができないため限定的な効果となってしまっている。

最後に、このカードをストックに送る方法が「弥生」には限られており、意図的にストックに置くことは困難を極める。

ひな組の名称逆理の中で最も扱いが難しいカードであると言える。

 

ここで一つ訂正しなければならない。ひな組には、各定理者につき1種類、名称逆理に対応した効果を持つカードがデザインされていると言った。しかしこれは誤りである。

「弥生」には与えられていない。

正確には、「弥生」に与えられたのは、「遠き頂 弥生」と「功夫四千年」の組み合わせである。

功夫四千年」とは、バトル領域に置かれた時、ソウルが1枚以上の緑のメンバーなら、パワー+3000する効果を持った逆理である。また、「遠き頂 弥生」は、「功夫四千年」がバトル領域に置かれた時、[①]を支払うことで、ストックオープン①し、パワー+3000する能力を持つ。

このため、「遠き頂 弥生」は他のひな組と異なり、逆理の恩恵を受けるために前提としてソウルの保有が要求されており、最終的にストック1枚の消費によりパワー+6000とストックオープン①の恩恵を受けることができる。

類似の効果を持つ「熱戦を制する アシュリー」と「大自然の掟」の組み合わせは、ソウルの有無にかかわらず、ストック1枚の消費によりパワー+7000の恩恵を受けることができる。

これらの比較は不毛であるが、これがひな1弾と旧1弾の差であると考えると思うところがある。

 

ここに、「ラクエンロジックの環境は不健全であり、定義戦という醍醐味を著しく損なっている」という仮定に対する私なりの対策案を記す。

1. 「天空明察」は非常に危険な1枚である。それ1枚自体が、定義戦の二面性を否定しており、さらに「不穏を察する ニーナ」との対応能力の存在が「ニーナ」の選択肢を突出して大きくしており、定理者間のバランスを著しく損なう可能性がある。公式でもこれらの2枚はそれぞれ制限されていた。キルターンという点で見た時、「天使の福音 ニーナ」の存在があるため、「天空明察」、「不穏を察する ニーナ」のいずれかがかけた場合でも、他の定理者との間でバランスを著しく損なうとは考えづらい。

⇒よって、「天空明察」の使用禁止を提案する。

2. 「創造の焔」及び「七色の錬成 夕子」の組み合わせは定義戦を一方的なものにしてしまいかねない。しかし、これらの根幹にあるのは「豊かさを育む 夕子」の存在であり、場、秘具領域どちらにおいてもバランスを損なう要因となりうる。また、「豊かさを育む 夕子」が制限された状況下において、「夕子」が定義戦において大きな支配力を発揮するとは考えづらい。

⇒よって、「豊かさを育む 夕子」の使用禁止を提案する。

3. 上記2つを実施したうえで、「真理へと続く扉」と「ディフーズマイン 万博」の組み合わせが定義戦における大きな支配力を発揮すると考えられる。ただし、これらの一連のコンボは組み込まれているカードが多く、慎重な判断が必要である。このコンボでは、「対艦戦闘 ドレッド」の枚数が与える影響が比較的大きい。そこで、試験的に「対艦戦闘 ドレッド」の枚数を制限することで、与える影響を観察してみる方がよいかもしれない。

⇒よって、「対艦戦闘 ドレッド」の使用禁止あるいは使用制限を提案する。

上記の提案は非常に過激な思想である。

カードの制限が必ずしもプレイヤーにとって良い影響を与えるとは限らない。それらは、最も慎重になされなければならず、机上で語った今回の他愛ない話がその役割を担ってはならない。

 

おわりに

カードゲームには「サイクル」という言葉がある。今回取り上げたのは「名称逆理」という「サイクル」と、「逆理対応」という「サイクル」でだろうか。

「名称逆理」の優劣について語るつもりはないが、「逆理対応」のサイクルから、意図的に「弥生」だけが除外されている。その意図は?私が今後答えを得ることはないだろう。あるいは、「努力の天才」、「わたくしも負けませんことよ。」、といったフレーバー要素を回収するべく、彼女の気高さを演出するために行われたのか?

いずれにしても、知ってしまった以上、私はこのカードを見捨てることはできない。そのための可能性の模索であり、その終着点は「遠き頂」にあるのかもしれない。だが、その未来をつかみ取るために、あらゆる選択肢を模索し続ける。

 

おわり

 

 

<余談>

HBT01、HBT02におけるコンセプトとは何だろうか?

 

例えば、「マイロジカリスト」、「TC」、「名称逆理」、「盟約」。

私が思うに、「単名称構築の促進」にあると思う。

特に、「TC」と「名称逆理」の存在はそれを大きく助長しているのではないか?

ひな以降結果を出しているデッキの多くは単名称(いくらかのグッドスタッフを含む)になっていたのではないか?

この流れで何が言いたいか?

なぜ「豊かさを育む 夕子」というカードがデザインされたのか?

メタゲーム自体が大きく「単名称」を推奨する流れにあり、コンセプト自体もその傾向にあったのではないか?

そもそも、同系統の能力を持つ「ド派手な演出 万博」のコンボがあったにもかかわらず、収録に至った。

運営は「夕子」のテストプレイもしていないのか!いい加減にしろ!とか、言われても擁護できないよね。

印刷に修正が間に合わなかったのか?あるいはもっとほかの理由があったのか?

今更になって、そういうデザインに対する疑問がわいてもしょうがないさ。

少しだけ擁護するなら、「単名称」が押されている環境内で「多名称ループ」が完成してしまったのは災難だったよね、実際に半年近く誰も考えなかったようだし、この件で運営が批判されているのはかわいそうだと思った、それだけ。

 

おわり

M.t.Gには「時の、らせん」ブロックというのがある。

ここで詳しくは述べないが、その中の「次元の、混乱」というセットは「異なる歴史をたどった別世界の過去」をコンセプトに、色の役割がねじれたデザインがされている。

例えば、それがラ.クロジであったなら?例えば、リオンとセレナが合体する過去があったかもしれないと考えると、少しだけ妄想が膨らんだりする。

そういうセットもラ.クロジにあったのかもしれないなぁ…

【ラクロジ備忘録】ラクロジぱうぱー、可能性の模索

 

はじめに

カードゲームにおける「パウパー/Paupar」とは、MtGにおけるフォーマットの一つであり、このフォーマットではコモンとして収録されたことがあるカードのみ使用できる。

 

ラクロジパウパー

ラクエンロジックスタンダードでは、「ニーナ」、「夕子」、「万博」が定義戦において非常に強力なコンボを有しており、それら以外のテーマに対して一方的な定義戦を強いることができる。

ラクロジにおけるコモン構築では、それらの要となったカードたちが制限されることで、プレイヤーに新たなデッキの創出を促し、メタゲームの変化が期待される。

 

案①C+VC

第一案として、コモン(C)及び、バラエティコモン(VC)として収録されたことがあるカードのみを使用できるとする。

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図1:コモン(C)及び、バラエティコモン(VC)の内訳

図1は、この案において使用できるカードの各定理者、レベル等の項目で分類したものである。

この案において、多くの定理者はレベル4帯におけるカードを1種類しか与えられていない。そのため、ゲーム終盤を担うカードが少なく、デッキ構築において不自由が大きく、特に単名称デッキの構築を妨げる要因となる。

また、各色が持つ「先鋒」能力を持つカードの数に大きく偏りがあり、色によって序盤のテンポアドバンテージを損失する可能性、また先攻後攻の有利不利に影響を与える可能性がある(要検証)。

この案におけるカードプールでは、いわゆる「貫通」能力を持ったカードの不在、「先鋒」、「盟約」能力の不自由さから、スタンダードにおける大味な定義戦とは異なり、わずか一枚、パワー1000が勝敗を分けるような定義戦が行えるのではないか?

 

案②:案①+UC+SD,TD

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図2:アンコモン(UC)、コモン(C)、バラエティコモン(VC)及び構築済みデッキ(SD,TD)の内訳

案①に、アンコモン構築済みデッキのカードを追加した場合である。

案①と比較してカードプールが倍近くに増えている。

ゲームの序盤、中盤、終盤を担うカードの選択肢が増え、より多様性に富んだデッキ構築が期待できるのではないか?

また、聖那やひな組等、カードプールはやや少ないが「TC」能力を持つカードが複数使用できる定理者も存在し、案①では苦境を強いられていた定理者にも可能性が見出すことができる。

その他のことは、実際にプレイしていないので考察はここまでとする。

 

問題点

案①、案②でカードの内訳を示した。

これにより、ラクロジパウパーを提唱するうえでいくつかの問題点を挙げる。

第一に、定理者ごとのカードプールの差である。

特に、「玉姫」と「ニーナ」は各レベル帯や盟約の種類にも恵まれており、単名称で構築しやすい。

一方で、男性定理者や「ヴェロニカ」はカードの種類が少なく、特に「ヴェロニカ」は「TC」能力を持つカードがすべてR以上であり、レベル4帯に含まれる「EXソウル」能力を持つカードがバニラ同然となっている。

また、「くらら」は「先鋒」能力を持つカードがなく、自身の「メーク」能力を十分発揮することができなくなっている。

第二に、色ごとのカードプールの差である。

これは、案②で顕著に目立っており、青は他の色に比べて20枚近く少ない。

青はレベル4帯の選択肢がやや少ない傾向がみられ、プレイヤーが青を選ぶ意思を阻害するのではないか?

第三に、戦術カードの問題である。

ラクエンロジックにおいてほとんどの戦術カードはアンコモン以下として収録されているため、戦術カードにかぎっていえば、スタンダードとほとんど変わらない。そのため、戦術カードの有無に左右されたメタゲームとなる可能性が考えられ、それは賛否の対象となるだろう。

最後に、一部カードパワーの高いカードについてである。

この問題点も、案②におけるものであり、スタンダードにおいて積極的に採用されていた一部の強力なカードたちが顕在であり、他のカードの活躍する場を奪ってしまうのではないか?

例えば、「立ち向かう ニーナ」、「TC」能力を持ち、ストックを使用せずに「LD」を使用できることから非常に優秀なシステムカードである。多くのプレイヤーは、このカードの存在から、「ニーナ」の使用を決定するかもしれない。

あるいは、「豊かさを育む 夕子」、夕子自体のカードプールは少ないが、非常に強力な1枚である。

また、「橘シークレットサービス」や「響き渡る笑い声」を忘れてはいけない。これらのサイクルのカードは赤、黄はレアでの収録であるが、青と緑はアンコモンでの収録である。非常に強力な戦術カードであり、1枚で定義戦を制してしまうことも考えられる。

いくつか問題点をひねり出してみたが、これらはプレイヤーがカードゲームに何を望み、実現したいか、個人の信念によって意見が分かれるところであろう。

 

最後に

私は、カードゲームに対して、新しい刺激を求めている。たとえそれが終了したカードゲームであってもだ。フォーマットという発明は偉大だ。いくつかの制約は私に新しい刺激を与えてくれる。いろいろなカードの可能性を模索し、新しいキラメキを求める。ラクエンロジックにおいて、パウパーは不適切かもしれないし、新しい刺激になるかもしれない。だが、プレイヤーが可能性を模索し続ける限り、カードゲームの進化に終わりはない、私はそう思う。